AOS

【日米国際結婚/AOS】I-765項目ごとの記入例

前回の記事では労働許可証となるEADの申請書、I-765のインストラクションについて解説をしました。今回は、実際に申請書類の項目ごとの記入例をシェアしていきたいと思います。

I-765のインストラクションを見る

[グリーンカード申請] 提出書類一覧はこちら

ビザ申請に必要な書類や申請料金などはその時々によって変わります。

こちらで記載するものは2021年7月時点での情報をまとめていますが、皆さんが申請する時にはこちらのブログは参考にしつつも必ず最新情報を確認してくださいね!

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Part 1. Reason for Applying

まずは申請する理由についてです。他の項目は「紛失したから」「新しく更新する」とありますが、もし今までにEADを受けたことがなくて今回初めて申請するのであれば 1.aにチェックを入れましょう。

Part 2. Information about you

1-4

まずこちらには申請者である自分の名前を書きましょう。私は結婚してから日本の戸籍の名前は変えず、アメリカで使用する名前は夫の姓にする予定でした。なのでこちらには新しい名前で記入し、2で旧姓を記入します。

[日米国際結婚]結婚後の名前の変更について(準備中)

5-7

こちらには郵送先住所を記入します。もしこの住所が現在の居住地と異なる場合には6でNoにチェックし、7を記入しましょう。私は郵送先も現住所も同じ場所なので、6はYesにサインをして7はスキップします。

8-12

ここでも今までの申請でおなじみA-numberを記入し、10は性別、11は現在の婚姻状態についてチェックを入れます。K-1ビザで入国した人はこちらの申請書を送るのが入籍した後だと思うのでMarriedにチェック。

もし過去にEADの申請をしたことがある人はYesにチェック。私は今回が初めてなので、Noにチェックを入れました。

13-17

もし過去にソーシャルセキュリティ番号(以下、SSN)を取得したことがある場合、yesにチェックし、自身のSSNを記入します。私はSSNの発行は初めてなのでこちらはNoにチェック。

SSNの取得のタイミングは人によっても異なります。AOS申請前にSSNの新規発行をする人もいれば、今回のEADの申請の時に一緒にする人もいると思います。私は実際こちらなのですが、もしEADと一緒に新規でSSNの発行を希望する場合は14と15のyesにチェックしましょう。15は、SSNの発行の過程で必要な情報をSSA共有することを承認するための質問です。そして、両親の生まれ名をそれぞれ記入します。

もしAOS申請前にSSNを取得したという人は13ではYesにチェックを入れ、発行されたSSNを記入し、14はスキップします。

18-20

18には市民権や国籍を持っている国の名前を記入し、19は出生した場所の情報、20には誕生日を記入していきます。

21-22

こちらには、最後にアメリカに入国した際の情報を記入していきます。

21,aで聞かれるI-94については、今は入国する際番号は知らされませんが、ネットから見ることができます。調べ方はこちらの記事にまとめているので、I-94がわからない人はぜひ。

最新のI-94の調べ方

23-26

こちらには最後にアメリカに上陸した時の都市、上陸した際のビザステータスを記入します。25は現在のステータス、K-1で入国した人はそのままK-1と記入すればOKです。私は念の為K-1、Adjustment of Statusと記入しました。

27-31

インストラクションでも解説しましたが、こちらを申請するには申請するのに適したカテゴリーに属している必要があります。

下の画像がインストラクションの中で申請できるカテゴリーとしてまとめられている中でもK-1について言及されている箇所なのですが、AOSを提出する人のカテゴリーは(c)(9)となります。なので、こちらのかっこに(c)(9)と記載しましょう。

その下の31の最後までの質問は私たちが申請するカテゴリーではない人への質問なのでスキップします。

Part 3. Applicant’s statement, contact information, declaration, certification, and signature

ここからは他の申請書でもおなじみの、申請者に関する情報です。

1

この申請書を自分で読み、記入し、書かれている英語を理解しているのであればaにチェック、翻訳会社等を使った場合はbにチェックし空欄には自分が理解できる言語(Japanese、など)を書きましょう。

3-6

日中の連絡先を記入しましょう。6は私たちには関係がないので無視でOKです。

7

こちらの箇所の上に長い文章が書いてありますが、これまでの書類同様

  • この申請書に嘘偽りなく記入してるか
  • USCISが必要に応じて他の機関に情報を共有することを認めるか
  • 提出する補助書類は虚偽のない原本のコピーか

などが書いてあります。

Part 4. Interpreter’s contact information, certification, and Signature

申請書の作成に翻訳会社や通訳を使った場合、その情報を記入しましょう。

Part 5, Contact information, declaration, and signature of the person preparing this application, if other than the applicant.

こちらも毎度おなじみ、申請者以外の第三者がこの書類を作成している場合、書類を作成した人の情報をこちらに記入していきます。

Part 6. Additional information

I-765は他の書類に比べて過去の居住歴を書いたり職歴を書いたり、何かをたくさん記入する箇所がないので、こちらを使う人は少ないとは思いますが、もしこれまでの記入箇所で記入欄が足りなかった場合はこちらに追加で記入することがあります。

I-765の記入は以上です!他の申請書と比べると、ちょっとウェイトが軽い感じがするのは私だけでしょうか?

ぜひ参考にしてみてくださいね!