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【日米国際結婚】Kビザ申請ステップ④ビザが届くまでと出国準備

ビザの面接お疲れ様でした!今日は面接を受けてから出国までのお話です。

面接が終わって無事にビザが承認されると、いよいよ引っ越しまで一直線!ビザがいつ届くのかも気になると思いますが、同時に引っ越しの準備を本格的にしなければいけませんね。

今日は面接が終わってからビザが届くまでのこと、出国前にしておくべきことをまとめていきたいと思います。

面接をしてからビザが届くまでの期間

まずは面接をしてからビザが手元に届くまでですが、大体1週間から2週間ほどと言われます。しかし、実際に面接を受けた人の話を聞く限り、面接でも何も問題がなく書類等にも不備がなかった場合は2-3日でパスポートが自宅に郵送されたきた、なんて人もいます。

ちなみに私は面接次には問題なく承認されたものの、面接を受けた日の午後に「書類の中の一つにサインが書かれていなかったから、サインを追記して再提出してください」というメールが来ていました。結局そのメールに気づいたのが2日後ほどで、指定されたものをメールにて再提出しましたが、それでも面接日から1週間ほどでビザ付きのパスポートが返却されました。

出国前にしておくべきこと

ビザが届くと、次はいよいよ出国準備ですね!荷物をまとめるなどももちろんありますが、本格的に海外移住となると、その他しておくべきことがありますね。今回は私が出発する前にしたことをまとめていきたいと思います。

国際送金の手段の用意

アメリカに引っ越してからのお金事情、みなさんはどうしますか?

生活費は基本パートナーの口座から出すという人も。ジョイントの口座を作るという人もいれば、自分の口座も別で作るという人もいますね。そんな時にみなさんが悩まれるのが、「どうやってお金を持っていくか」です。

もちろん手持ちでも現金を持ってアメリカに入国することはできますが、10,000ドル以上の現金を持ち込む場合関税での申告が必要になります。そして、日本で使っている銀行から海外の銀行へ国際送金をすることももちろんできますが、手数料が高かったり、実際に本人が窓口に行かなければいけなかったり・・・

そんな時におすすめなのが、海外移住者・ワーホリ・留学中の人から圧倒的に支持のあるTransferWiseです。こちらの設定の仕方や送金の仕方はまた別の記事にまとめますが、こちらは出国する前(特にマイナンバーカードを返納する前)に設定しておくことを強くお勧めします。

Transferwise-国際送金を安く済ませるためのコツ(準備中)

そして、オンラインからもお金の振り込みなどができるようにネット銀行も設定しておくことがお勧めです。今はほとんどどこの銀行でもネット銀行ができると思いますが、設定の際に書類の記入など必要なものもあるので、事前に設定しておくことをお勧めします。

日本のケータイ番号はどうする?

さて、生活を整えるとなると、次に気になるのはケータイ電話の番号ですね。アメリカに行ってから新しいSIMカードを契約するのはいいとして、日本の番号を保持しておくか、それとも置いていくか・・・これを悩んでいる人も結構います。

ズバリおすすめはどうかというと、「日本の番号は最低1年ぐらいは保持していた方がいい」ということです。

というのも、アプリや使っているサービスの中には2段回承認や本人確認として電話番号に承認コードが送られてくるものなどもあります。この設定の変更をせずに電話番号の回線を切ってしまうと日本の本部に電話で確認を取る必要が出てきたり、結構面倒なことになります。

私と同じ時期にアメリカに引っ越してきた人の中に、出国前に電話番号も破棄してしまったけれど後から承認関係で必要なことが多々あり困っていた人がいました。

電話番号の保持だけであれば料金も最低プランにすることもできますし、あとは電話番号は引き継ぎつつ格安SIMにする、というのも手段だと思います。

アメリカ引越し前のケータイ事情?おすすめの格安SIMおすすめ(準備中)

海外に出た後の保険はどうする?

日本にいる間は国民皆保険がありますが、アメリカには国民皆保険はありません。結婚してからパートナーの保険に入る人もいると思いますが、その場合保険の加入にどんな情報が必要かを先に調べておく必要があります。

というのも、保険によってはソーシャルセキュリティ番号が発行されないと入れないもの、グリーンカードのなどの滞在許可証が降りないと入ることができないものなどいろんな種類があり、場合によってはパートナーの保険に入るまでの期間、つなぎとして何か保険を探す必要があります。

もちろん保険に加入するかどうかは自由なので旅行者用保険にはいる人もいれば海外留学など長期滞在用のものに加入する人も、もしくは入らないという人もいると思います。それぞれ自分にぴったりのものを選びましょう!

海外転出後の年金はどうする?

年金についてはなんだか難しそうで嫌煙しがちですとね。そして年金となると、一番に頭に浮かぶのは「海外転出して年金の支払いを止めると、今まで納めていた分も全てパーになっちゃうのかな?」ということだと思います。

国民年金

こちらは改めて詳しくまとめる予定ですが、簡単にいうと今まで納めて来た年金は無駄にはなりません。

年金を受け取るためには最低条件というものがあるのですが、それは10年間年金に加入しているということです。ここで勘違いしがちなのが、この最低条件というのは「年金を実際に支払っていた期間」ではなく「年金のシステムに加入していた期間」のことを言います。

20歳以上でも学生の期間や海外に出ていた期間、実際には国民年金を支払いしていない時期があるかもしれませんが、例え支払いをしていなかったとしても年金のシステムには加入している状態ではあります。

私は一旦国民年金の納付はストップさせて来ました。海外にいたとしてもまた任意で国民年金の納付を再開することはいつでもできるので、ひとまず今は止めることにしました。

確定拠出年金

中には国民年金だけではなく確定拠出年金(401K, iDeco)をやっている人もいるかと思います。こちらに関しては国民年金を納付しない時点で加入対象から外れるので、新しく登録、もしくは継続した積み立てはできなくなります。その代わりに、今まで積み立てて来たものの運用商品を変える「運用指図者」になることができます。

こちらに関しては証券会社によって手数料が違ってくるので、今運用している会社のことを調べてみるといいかなと思います。

ちなみに私は株、iDecoなどそれぞれ全て楽天証券でまとめています。

渡米後に必要になりそうな書類を集める

渡米してから「あ!あの書類が必要!」となっても、もちろん家族に頼んだり郵送してもらうことはできますが、なかなか手間になりますよね。事前にどんな書類があったほうがいいか確認し、できる限り揃えておくことがおすすめです。

国際運転免許証

通常国際免許証を持っていれば提携している国で現地の免許証がなくても運転をすることができます。州によっては長期滞在者に関しては国際免許での運転は原則決まった日数間のみ可能としている州もあるようですが、なかなか現地の免許証が取れない時のことも考えて国際免許証を取っておくことはおすすめです。

出生届/戸籍謄本

こちらは入籍した後のグリーンカードの申請などにも使います。私は念の為3部ほどもらって来ました。

学校の卒業証明書、成績証明書等

こちらは正直いるかどうか意見が分かれますが、私が申請した2021年2月の段階ではグリーンカードの申請の際に自分のご学力や過去の学校でのことについて申告する必要があり、その補助書類として学校の卒業証明書や成績証明書を提出しました。

私自身も高校、大学のそれぞれの卒業証明書と成績証明書を英語で発行してもらい持っていきました。

銀行証明書

こちらも一つ前の成績証明書と合わせて人によって日本で銀行からしっかりしたものを出してもらうべきという人もいたり、ネット銀行のスクショとかで大丈夫!という人もいたりで意見が分かれますが・・・・

こちらも現在のグリーンカードの申請の中で自分の経済状況の申告の際に提出する人は日本にいる間に英語で残高証明だったり過去の取引履歴を英語で出してもらう人もいます。

私は特にしませんでした。

銀行口座を閉じる、代理人を立てる

銀行関連でもう一つ言うと、銀行口座を持ち続けるか閉じるかを決めるのも必要です。銀行ごとに規則は違いますが、基本的にどこの銀行も期間未定の長期で海外に渡航する人(移住する人)に対して銀行口座を閉じるように指示されるところが多いです。もちろんこの規則を無視して銀行口座をそのままに海外に出てしまう人も多いですが。

ゆうちょなどは海外転出の際に代理人を立てることができ、いざ口座関係で何か手続きが必要なときに、申請した代理人が諸々できるように申請することも可能です。

私は銀行口座をもともと3つ持っていました。それぞれどのようにしたのかシェアしていきたいと思います。

三井住友銀行

銀行口座は閉じてきました。というのも、特に口座を維持していて得られるメリットがなかったからです。もしお金を預けて置くのであれば雀の涙程度だとしても少しでも金利がいいところが良かったので、銀行の口座を閉じました

ゆうちょ

私は学生ローンの支払いがまだ残っていたので、三井住友銀行のお金をゆうちょにうつして口座はそのままにしてきました。前に言った代理人の申請もしようと思ったのですが、定期的な自動引き落とし程度で、窓口でのやりとりが特段必要ないのであれば特に代理人を立てなくてもいいと郵便局の方から案内されたので、特に代理人等立てていません。

楽天銀行

いざ日本からアメリカへ送金するときにネット銀行で簡単にできるところがいいと思っていたので、楽天銀行もそのままにしておきました。

以上が、私が出国準備で行ったことです。

 

人によっては他にも色々あると思いますが、みなさん出国準備頑張ってくださいね!