K-1 Visa

【日米国際結婚】Kビザ申請ステップ①申請書類を送ろう!

さて、これまで「日米国政結婚をして渡航するまでのビザの種類」「私の申請してからビザ取得までのタイムライン」についてお話ししてきました。

ここからは、それぞれのステップをさらに細かくみていきたいと思います。
まずは申請の第一歩、申請書の送信からです!

ビザ申請に必要な書類や申請料金などはその時々によって変わります。こちらで記載するものは2019年10月末に提出した内容になります。こちらの記事投稿時の最新情報も入れていきますが、みなさんが申請する時には必ず公式ホームページ等での最新情報の確認をお忘れなく!リンクも貼っておくからダブルチェックしてくださいね!

Step 1. 請願書 I-129Fを作成する

まず米国籍の婚約者(請願者)がUSCIS(アメリカ移民局)に必要提出書類と一緒にI-129Fを提出します。I-129FのフォームはUSCISのホームページから取得できます。

I-129Fは、前半部分はアメリカ国籍の婚約者の情報を記入するのがメインで、日本国籍の私が記入したのは4-8ページの”Your Beneficiary”というフレーズがついている項目です。

記入する内容としては、これまでの職歴、これまでの住所歴、あとは「これまで犯罪に加担したことありますか?」などいろんな質問が書かれているので、それをそれぞれ回答していきます。

私の婚約者は過去に一度飲酒運転(DUI)をやらかしているのですが、それは警察署で「ちゃんとその後しかるべき処置を受けましたよ」みたいな紙をもらってきて添付しました。

申請書はパソコンから打ち込むこともできますし、手書きで記入してもOK!

経緯など書く場所もあるのですが、もしスペースが足りなくなってしまったら別紙に添付してその旨を記載しておいても大丈夫です。

こちらの記入に関して、また提出が必要な追加書類については実は公式ホームページでもしっかりまとめてあります。公式ホームページに記載されていることの解説記事はこちらからどうぞ!

I-129Fの記入インストラクションはこちら

Step 2. アメリカ市民の証明書の用意

アメリカ市民の証明書は以下の二点のいずれかが必要になります

  • 有効期限内のパスポート
  • 出生証明書

これもブログなんかを漁っていると「パスポート全ページ印刷!」なんて書いてあるところもありましたが、大使館のホームページにはそんなことは書いてなかったので、私たちは写真の載っているページの印刷だけしました!

ビザセンターや大使館の情報は常に新しいものに更新されているので、ブログなどだけではなく必ずご自身の目でも確認してくださいね。

Step 3. 外国籍の婚約者の戸籍謄本の原本とその英語訳文書の提出

こちらは正直提出しなくても大丈夫だった気がします。私と同じ時期に申請した人で、このタイミングでは出さなかったという人がほとんどでしたが、私は何故か念には念を入れるということで一緒に提出しました。笑(実際I-129Fのインストラクションにも特に提出が必要だとは書いてありませんでした)

面接まで漕ぎ着けたら結局翻訳して提出する必要あるし、このタイミングでやっておいておいても問題ないかなーって。笑

私はアメリカに観光ビザで6ヶ月滞在していましたが、日本を離れる前のギリギリに市役所にて戸籍謄本をもらっておきました。

英訳を一緒に添付する必要があり、それを有料でやってくれる機関もありますが、こちらに関しては自分で翻訳しても問題ないとのことだったので、私は自分でやりました。

在米中のビザ申請OK?という方はこちらの記事をチェック

戸籍謄本の英訳例についてはこちらの記事をチェック

Step 4. パスポートサイズの証明写真を用意する

こちらは米国籍の婚約者と自分のものをそれぞれ1枚ずつ。

証明写真って、昔はわざわざ証明写真の撮影する機械で撮ったり、アメリカだとマツキヨ的なドラッグストアで撮ってもらったりして高額でしたが、最近はケータイのアプリとかもありますね!

私はiPhoneでダウンロードできる「履歴書カメラ」というアプリを使って自宅で撮影したものを写真で印刷し、チョキチョキ切って提出しました!

長い道のりでお金もかかるから、細かいところでも節約、節約!

Step 5. 二人は本当のカップルで結婚する気満々ですよ!の証明

こちらに関しては特に指定がないので、皆さんどれぐらいの量出すか悩んでいる方が多い印象があります。あくまで目的は「私たちは本物のカップルで、今までにもちゃんとお付き合いしてきてるんです!」が相手に伝わればいいので、そこまでプレッシャーに思わなくても大丈夫かと思います。

ちなみに私たちが提出したのは

  • 過去のメッセージのやりとり
  • 2人で会ってるときの写真
  • お互いの国を訪れたときのチケット
  • facetimeしてたときのスクリーンショット(大抵変顔ばかりで、めちゃくちゃ恥ずかしかった)

写真はいろんな旅行のものとか、お互いの友達や家族と撮ったものもたくさん盛り込みました。写真だと印刷代もバカにならないので、私たちは大体の日時と、その時に撮った写真、少しキャプションを添えたもの(いつどこで、何旅行、とか)をまとめて大体A4印刷で5枚ぐらいに印刷して提出しました。(それぞれの紙には写真4−6枚程度印刷しました)

これは公式な情報ではないので参考程度にしていただきたいのですが、私の知り合いで「二人の関係の証拠はそこまできっとみないだろう」と思って写真を3枚ー5枚ぐらい提出した人がいましたが、のちに二人の関係の証明の追加書類の提出を求められていました。写真を出す時には日付を添えたりするのもいいみたいです。

よく他のサイトを見ると、お互いの家族や友達と一緒に撮ったものを入れるのもいい、なんてのも聞きますね。

中には今までパートナーに直接あったことがない人や、過去にあった回数がすごく少ないという人もいると思いますが、そんな人は過去のメッセージ記録、テレビ電話の履歴やスクリーンショットなどたくさん提出して無事にビザの取得まで漕ぎ着けた人もいます。

Step 6. 誓約書

フィアンセビザを取得してアメリカに入国すると、入国してから90日以内に婚姻しなければいけません。

申請書には、「アメリカに入国したら必ず90日以内に結婚します!」との意思表示のために必要になります。

こちら実際にどんな書類を書いたかも記事にしているので参考にしてください

intent of marriage作成例

Step 7. 申請料

私が申請した2020年10月の申請料は535ドルでした。

私は彼の小切手で必要な金額を記載して同封しました。

申請料金もよく変わるみたいなので、送る前に必ず最新の料金をUSCISのホームページで確認しましょう!実際に私も情報を集めていた時にみた2015年にビザの申請をしていた人のブログでは340ドルと書かれていたので、「めっちゃ値上がりしてる!」とショックを受けつつ、しっかり確認して良かったと思いました。

USCISの公式サイトから最新の申請料金が確認できます。

ちなみに、書類を送ると一番初めに行われるのがこの申請料金の引き落としです。

書類をまとめて郵送し、2-3日後(おそらく到着したその日)に送った小切手が引き落とされていたのを見て、「やった!ちゃんと届いた!」と喜んでいたのを覚えています。

長いステップだからこそ、なんだか一つ一つの出来事が嬉しかったです。

Step 8. カバーレター

カバーレターとは、この書類にはこれとこれとこれが含まれていますよーという、いわば目次というか内容の内訳書みたいな感じですね。

こちらに関しても特に指定のフォーマットはありませんが、私たちが提出したものの例を挙げたのでこちらも参考にしてみてください。

カバーレター作成例はこちら

Step 9. その他必要書類

こちらは該当者になりますが、もし過去に離婚歴がある人は離婚証明書も必要です。こちらに関しても英文で提出が必要になります。

 

Step 10. 郵送

お疲れ様でした!これで書類の準備は終了です!

なんだか集めるものも多くてバタバタしましたが、もし住民票とか出生届とかがあれば、正直1-2日で終わる作業かな、と思います。

書類漏れや記入漏れがあるとその分申請が伸びてしまうのでご注意・・・!

郵送前にはしっかり確認しましょう。

郵送する時ですが、バインダーで送る人、それぞれクリアファイルに入れる人、それぞれいると思います。

実はこちらに関してはUSCISが「こんな感じで提出してくれたらこっちとしては助かるよ」というステップをサイトでまとめています

こちらの書類郵送時のコツは今後も役に立つと思うので、それぞれのセクションがどのようなことを言っているのかこちらの記事で解説していきます。

Filing Tipsの解説はこちら

私たちはこのページの存在を知らなかったので簡易的なバインダーを買ってきて、そこに全てまとめて提出しました。

「見易く、扱いやすい!」をゴールにしてバインダーで提出しましたが、正直クリアファイルとか、紙をそれぞれクリップで止めて茶封筒で出すとかでも十分だとは思います。ただ、郵送だとどんなダメージを受けるかわからない怖さもあったので、しっかり梱包して郵送しました!

書類の郵送が終わったら、「無事に受け取り、これから手続きしますよー」というお知らせとしてNotice of Actionというお手紙が届きます。こちらに関しては、私たちは郵送してから2週間ほどで届きました。

ただ、それからはひたすら待つことになります。

どれぐらい待つかというと、ひたすらです。笑

どれぐらい待つかの期間、そして次のステップに関しては次の記事で紹介しています!!

ビザ申請ステップ2、NOA2が来るまでにできること