K-1 Visa

【ステップ①補足】I-128F項目ごとの記入例

さて、K-1ビザ取得の第一ステップであるI-129Fですが、今回の記事ではそれぞれの項目ごとの解説をしていきたいと思います。今回記載することは自身が調べて実際に記入したことやインストラクションでも記載されていることをまとめたものです。実際に記入していく中で「ここってどう記入したらいいんだろう・・・」なんてときに参考にしていただけたら幸いです。

また、こちらの記事も是非チェックしてみてください!

日米国際結婚/ビザの種類解説はこちら

私のK−1ビザ取得までのタイムラインはこちら

ビザ申請に必要な書類や申請料金などはその時々によって変わります。

こちらで記載するものは2019年10月末に提出した内容になります。こちらの記事投稿時の最新情報も入れていきますが、みなさんが申請する時には必ず公式ホームページ等での最新情報の確認をお忘れなく!リンクも貼っておくからダブルチェックするんやで!

Part 1 Information about you

1-3

米国市民の情報を入れます。1のA-NumberというものはAlien Numberと言って、ビザの手続きの後半で日本人パートナーに付与される番号です。ここでは記入しなくてOK!

4-5

申請するものにチェックを入れましょう!ここでは私はK-1ビザの方にチェックを入れました。すでに法的に婚姻関係にある人であればK-3の方にチェックを入れましょう

6-8

米国市民の名前、住所を記載します。

もし過去に別の名前を使ったことがある場合にはそちらも記載します。

9ー12

過去5年間住んでいた場所の住所を記載します。

ここではアメリカ国内に限らずアメリカ国外の場合も記載します。過去5年の引っ越しが多くて書ききれない場合は一番最後、Part 8に追加情報を書く余白部分があるので、そちらに書いてもOKです!

13ー20

こちらもアメリカ国内外問わず過去5年間働いていた場所について記載します。会社の名前、住所、電話番号、その会社での役職や部署、いつからいつまで勤めていたかも記載します。こちらも過去5年の職歴が記載しきれない場合はPart 8の余白部分に記入することができます。

21ー36

米国市民の性別、誕生日、出生地、そして両親に関する同じ情報を記入します。

37-39

以前に結婚していたことがある人は、過去の配偶者の名前、離婚日も記載します。

40ー42

米国市民の市民権の確認です。

43ー47

過去に米国市民が国際結婚のためにI-129Fを申請したことがあるかどうかの質問です。もしある場合は過去に申請した時の情報を記入しましょう。

 

48ー49

米国市民に18歳以下の子供がいる場合記載します。

50-51

18歳以降、米国市民が居住したことのあるアメリカ国内の州、国外である場合は国の名前を記載します。

Part 2  Information about your beneficiary 

ここでいうBeneficiaryとは米国市民と結婚する日本人側のことです。(おそらくこの記事を読んでいる皆さんですね!)ここPart 2ではみなさんに関する情報を記入していきましょう。

1ー10

名前、生年月日などを記入します。過去にアメリカに住んでいてSocial Security番号がある人やA-Numberがある人はそちらも記入しましょう。

10では、過去に別の名前を使っていたことがある場合に記入が必要です。

11

日本人側の住所を記入しましょう。ビザ取得の後半戦になると日本の住所に手紙が届いたりします。もし直近で引越しの予定がある人は実家の住所などを記入して、届いたら都度転送してもらったりするのもいいかな、と思います。

というのも、私もビザの情報交換をしていた人で途中で住所の変更をしたにもかかわらず前の住所に送られていた(その方は郵便局で転送届を出していたので最終的に手元に届いたようですが)なんて方もいました。

私は申請した時には東京の家は引き払っていたので実家の住所を記入しました。

12ー15

過去5年間居住した場所の住所と居住していた期間を記入します。こちらの居住していた期間ですが、私も思い出せるところと思い出せないところがあったので、大体の日付で記入しました。

16ー23

過去5年間の職歴、勤めていた会社の電話番号や住所を記入します。冒頭にも書きましたが、12ー23の過去の職歴、居住歴に関しては今後も記入する場面が出てくるので、まとめておくか、今回記入したものを保存しておくことをお勧めします。

24ー33

日本人側の両親の情報を記入します。名前、誕生日、生まれた場所、現在居住している場所を記入しましょう。

34ー36

過去の婚姻歴についての質問です。該当する人は記入しましょう。

37

過去にアメリカに来たことがある人はYES

38

もし申請をするカップルの日本人が今アメリカにいる状態の場合、この38を記入する必要があります。私は申請していた時観光ビザ(Bビザ)で6ヶ月滞在していた最中だったのでこちらを記入しました。

まず(a)については私はvisitorと記入しました。中には今アメリカで留学中、他のビザでアメリカに滞在中という方もいるかもしれませんね!今持っているビザを参考にこちらは記入しましょう。

I-94についてですが、昔は入国するたびにパスポートに紙を貼ってもらっていたのですが、今は全て電子データに移行されています。入国時に特に伝えてもらえない代わり、ネットで調べることができます。

I-94の調べ方についてはこちら

後半にpassport numberとtravel document numberとありますが、私はpassport numberのみ記載しました。

39-44

日本人がわに子供がいる場合はYESにチェックをし、お子さんの情報について記入しましょう

45-46

移住後に居住予定の場所の住所を記入します。私は彼の実家にお世話になる予定だったので、アメリカの彼の実家の住所を記入しました。

47-48

日本人側の日本での住所、電話番号を記入しましょう。私は日本の実家の住所を記入しました。

49ー50

日本人の住所を【日本語で】記入しましょう。

51-52

フィアンセと親族関係があるかの質問です。私は全く血が繋がっていない他人なので、こちらはNOですね。

53-54

この申請書を作成する前の直近2年の間に直接フィアンセに会ったことがあるかどうかの質問です。

会ったことがあればYESにチェックを入れ、54に出会った時の状況を記入しましょう。私たちの場合は彼が初めて日本に旅行に来ていた時に泊まっていたAirbnbのホストが私の友人でたまたまみんなで食事に出かけたのがきっかけだったのでそちらを書きました。記入するスペースが狭いので、長くなりそうな人は別紙にまとめて提出してもいいと思いますが、そこまで長い長い馴れ初めを書く必要はないかと思います。せめて、いつ、どこで、どうやって出会ったのかは明記しましょう。

 

もし過去パートナーと直接会ったことがない場合は53でNOにチェックを入れ、直近2年で直接会ったことがない理由を記入する必要があります。インストラクションではこのように記載されています。

(↑画像をクリックするとインストラクションに飛びます)

直接会えなかった理由として、文化的、宗教的な理由、健康上の理由や、または生活の中でどうしても会えない理由があれば記載しましょう。私の周りでは最低でも1回は直接会ったことがある人ばかりだったので周りの情報をシェアできないのですが、一回も会ったことがなくてビザの申請で不安な人は弁護士に頼るのもありだと思います。一回しか会ったことがない人でも日々の連絡のやりとりやあった時のチケット、テレビ電話の履歴などを提出してビザを取得した人はたくさんいるようです!

55ー61

International Marriage Brokerは、要は国際的な結婚相談所というところでしょうか。国際婚活の会社に登録してそこで出会った相手だとしたら、その登録に使った会社の情報を入れましょう。マッチングアプリとかであればこちらには該当しなので記入する必要はありません。

62

ビザの面接を受ける場所を記入しましょう。

私は東京の大使館が一番近かったのでTokyoと記載しました。

残念ながらKビザの面接は沖縄の領事館か東京の大使館でしか受けることができないので、遠方の人は遠いですが、都合のいい方を記載しましょう。

Part 3  Other Information

これから質問される犯罪歴に関する質問は、例えすでに時効を迎えていたり既に記録としては残っていないものだとしても記入する必要があります。こちらは日本人側ではなくアメリカ人側のパートナーの情報なので、記入してもらいましょう。

私の彼は過去に飲酒運転(DUI)をやらかしたことがあるので、そのことに関しては記載しました。追加書類として当時の裁判所の記録やDUIの後の1年間の観察期間をしっかり終えたことなどの証明も出してもらい、そちらも一緒に提出しました。

Part 4 Biographic Information

ここではアメリカ人パートナーの身体的特徴や民族性について記入しましょう。

Part 5 Petitioner’s Statement, Contact Information, Declaration, Certification, and Signature

申請者(アメリカ人パートナー)の情報です。日中の連絡先や携帯番号、そしてサインです。このサインはお忘れなく!!黒インクのペンで記入しましょう。

Part 6/Part 7 Interpreter’s/Preparer’s information

もしこの書類を会社に頼んで翻訳して記入してもらった場合、または第三者が書類の作成をした場合にこちらを記入する必要があります。

私は自分たちで全ての申請を行なったのでこちらには何も記入せずに提出しました。

 

以上で書類の記入は終わりです!

これから申請する人は、一度I-129Fのインストラクションに目を通しておくのもおすすめです!

インストラクションの解説はこちら

申請書を記入して提出!となった方は、こちらの記事で提出する書類や一緒に入れるものを確認しましょう!

申請開始!送る書類まとめ